大好きな先生
先生に教えてもらったこと
先生は教えてくれる時、
「ここは良くなったわね。ここはもうちょっとこう。筆をこうするとこうなる。」
と目の前で見せてくれます。
線を引く速さ、遅さ。
筆を下ろしたり持ち上げたりするタイミング。
どうしたらお手本のように書けるのか段々とわかっていきます。
他にも、先生が時々後ろから私たちの手を持って書いてくれることもありました。
すると、
ここはこんなに早く書いているんだ!
この線は思ったよりずいぶん短くて大丈夫なんだなー。
ここまで筆を下ろすからこうなるんだ!
などなど、見ているだけの時とは驚くほど違って、たくさんのことがわかりました。
先生に手を持って書いてもらった直後は明らかに違う感覚が残っています。
今思えば筆に躍動感が出る感じ。忘れないうちに何度も書きました_φ( ・∇・)
今、私はオンラインでのレッスンもしています。
実際手を持ってお伝えできない分、私が経験してきたことを画面を通してお伝えしています。
画面を通してでも受講者様の上達は良く分かり嬉しいです。
遠くにいる方とも繋がれるオンラインに感謝しています。
ちょっと怖かった”男の先生”
通っていた教室では、年に2回位展覧会がありました。
小学生の私は、その時にくる”男の先生”がちょっと怖かった記憶があります。
別に怒られたわけでもないのですが、寡黙な感じで淡々と指導をする雰囲気が
なんだか怖かった(^-^;
いつも騒いでいる男の子たちもその日はおとなしくなっていました。
しばらくしてからわかったのですが、その”男の先生”はいつもの先生の旦那さんだった!ということです。
一気に親近感が湧き、しゃべるとニコニコしてくれてホッとしました。
大人になってからの再会
中学生になると部活動が忙しくなり、習字教室は辞めてしまいました。
でも大人になって先生のご自宅に通うようになり、その”男の先生”に 仮名(かな)の書き方を教わりました。
まさかまた教わるとは予想していなかったのですが、女の先生も、男の先生も大人になった私を喜んで迎えてくれました。
書道だけでなく、料理や趣味の盆栽のことも色々教わりました(^.^)
そして先生に ”祥韻(しょういん)”という雅号(がごう…ペンネームのようなもの)を頂くことができました^^
専門店に連れて行ってくださった時に買った硯と先生からいただいた本です。
その後も色々いただき大切に使わせていただいています。
いつも応援してくれている先生に感謝しています。
先生、これからもよろしくお願いします。
私の弟、妹も先生にお世話になっていました。
先生と弟のパン屋さんへ。
皆で再会を喜びました^^
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